Blogペット火葬浜松
ぬくもり日記
ペットの死と向き合う 〜ペットの終活はエンディングノートを活用〜
こんにちは。
ペットの訪問火葬を承っております『ぬくもり』です。
弊社では、昨日からエンディングノートの制作を始めました。
『ペットの終活』
『エンディングノート』と聞くと、
ネガティヴな印象を持たれている方が多いのではないでしょうか。
【『死』のことは考えたくない。】
そのお気持ちは私も分かります。
しかしながら、ポジティブに捉えていただきたい。
これからのペットちゃんとの生活を楽しむためのノートだと思っていただきたいです。
ペットちゃんと最高の思い出を作ってほしいからエンディングノートがあります!
出来上がったら、みなさまにもお配りしていきます。まずはお世話になっているトリミングサロン様からお客様にお渡しできるように配布していく予定です。
ペット葬祭業の目線から見た、飼い主さまに書いてほしいエンディングノートを作成しております。
後悔しないお別れにする為に役立てていただけたら嬉しいです!
いろいろな資料を参考に『ぬくもり』からの想いを込めたエンディングノートを完成させます!
目次【本記事の内容】
1.エンディングノートとは
ペットの終活といっても何からすればいいか分からないと行き詰まっている飼い主さまに、最初に取り組んでほしいのが『エンディングノート』です。
ペットに関する情報や飼い主さまの想いを書いておくことで最期の時を迎えるまでペットちゃんのことを愛し、良い猫生、犬生だったと思ってもらえるような思い出を一緒に作っていくことができます!
1-1.エンディングノートを書く理由
ペットの終活では、人間と違って、飼い主さまがペットちゃんの残りの犬生、猫生をプロデュースする必要があります。
そのために、やり残したこと、ペットちゃんとやりたいこと、飼い主さまの想い、ペットちゃんとの思い出、ペット火葬、葬儀、供養の手続きに必要な情報など、分かりやすくまとめておく必要があります。
ペットのエンディングノートはそのために有効な手段となります。
そもそも人間のエンディングノートとは、過去を振り返り、自分の考えやさまざまな情報を家族が困らないように記しておくためのものです。
ペットのエンディングノートにおいても、ペットちゃんとの過去の思い出や、飼い主さまご自身の普段の生活を振り返り、さまざまな記録を文字にしていくことは、雑多な情報や感情をきれいに整理していくことにつながります。
飼い主さまご自身が、ペットちゃんとの生活を見つめ直し、この先の人生でペットちゃんとどう生きていきたいか、またペットちゃんにどう生きていってほしいかを考える糸口にもなることから、ペットの終活を始めるに当たって最初に取り組むと良いでしょう。
【ペットのエンディングノートを残す意味】
ペットのエンディングノートを残すことで、飼い主さまには大きなメリットが生まれます。
それは多くの決めごとに対して悩まなくて済むことです。
ペットが亡くなると、ご安置、ご葬儀やご火葬、ご供養はもちろん、非常に多くのことを考えなくてはなりません。
そこで必要な情報が手元にないと、ペットを亡くした1番辛い状況下でたくさんの情報を一度に集めないとなりません。
そのような心境の中で、後悔のない選択は出来るのでしょうか。
ペットちゃんはエンディングノートを書くことは出来ませんので、飼い主さまがペットちゃんのために書いてあげましょう。
1-2.エンディングノートを書き始めるタイミングは?
いつ書き始めても良いものですが、『いつでも良い』となると、逆に書くキッカケがなくなってしまう面もあります。
そこで、書き始めるタイミングの候補をいくつかご紹介いたしますので、参考にしてください。
1.ペットちゃんの誕生日に書く
例えばペットちゃんが10歳ちょうど、15歳ちょうどなどの節目に思い立ってもいいと思います。
誕生日を『エンディングノートの日』と決めれば毎年中身を見返すことも簡単です。
ペットちゃんと1年を無事に過ごせたことに感謝しつつ、ペットちゃんの最新の情報を更新していきましょう。
2.お正月に書く
誕生日と同じく毎年定期的にやってくるのがお正月です。
このお正月というのもエンディングノートを書くにふさわしい日です。
日常生活は何かと忙しいものです。
お正月の静かな雰囲気の中、ゆっくりページを開いてみてください。
何より『1年の計は元旦にあり』。
心機一転、新しい気持ちでペットちゃんと向き合うのには最適なタイミングです。
昨年から今年にかけての変化を確認するとともに、新しいことへの挑戦など新年の抱負を追記することで飼い主さまご自身の励みにもなると思います。
3.ペットちゃんが7歳を過ぎてから
犬や猫の場合、7歳をすぎるとシニアと呼ばれます。
いわゆる高齢世代となります。
何があってもおかしくない年齢に差しかかってまいりますので、今後の為に、ペットの終活を考えるのには最適なタイミングです。
2.エンディングノートに書くべき内容
1.ペットちゃんに関する情報
改めてペットに関する情報を記録します。
記載例
・名前
・年齢(分かれば生年月日)
・かかりつけ病院や持病
・好きな食べ物
・好きなおもちゃ
・特技
・飼い主にもしものことがあった場合
誰に面倒をみてもらいたいかや、引き取ってくれる人の情報
・その他、気を使ってほしいこと
契約情報
・ペット保険
葬儀や火葬、納骨について
・依頼するペット葬儀社
・納骨先
2-1.まとめ
エンディングノートには書くべき情報がたくさんあります。
単に情報を埋めるだけに使うのではなくて、ペットちゃんへのメッセージとして気持ちを込めて書くようにしましょう。
愛するペットちゃんに感謝を伝えるようなエンディングノートを作ってみてはいかがでしょうか。
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